2006年12月14日 (木)

教育基本法改悪には、警察も巻き込んで家庭、地域住民をも縛る規定が含まれている

教育関係の法案だから教育現場以外には関係がないと思われがちだと思いますが、そうではありません。
改悪案には次のような条文があります↓
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第十三条 (学校、家庭および地域住民などの相互の連携協力)

学校、家庭及び地域住民その他の関係者は、教育におけるそれぞれの役割と責任を自覚するとともに、相互の連携及び協力に努めるものとする。
http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/edu0604.html
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学校現場だけでなく、地域住民と家庭にも「責任」を義務づけているわけです。
しかも、この条文にある「その他の関係者」は、警察、さらには自衛隊も含むことになるという指摘があります↓
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「つくる会」教科書の採択が各地で議論になっていた02年7月、教科書検定審議会は静謐な採択環境確保のため「関係機関との連携を図ること」も時には必要との「検討のまとめ」を公表した。
文科省はそれを踏まえた通知を全国都道府県教育委員会に同年8月に発した際、「警察等の関係機関との連携」と加筆した。
教育を論ずる審議の場へ、警察の関与を促進させようとする文科省に、与党案では「その他関係者」という、無制限の権力者介入の手立てを与えようとしている。
前出の「正義」強調の背後にある九条改憲が具体化するときには、自衛隊の教育への関与も、この条文で公然化されかねない。

(高嶋伸欣氏:「教育基本法『改正』のここが問題」週刊金曜日編 より)
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*「前出の『正義』」↓
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・・・改定案の危険性を端的に示している事例を指摘する。それは与党案で、現行法の「真理と平和を希求し」から「真理と正義を希求し」に改めている点だ。「平和」をなぜ「正義」に変更したのか。・・・
ヒントは、「新しい歴史教科書をつくる会」の『新訂版 新しい公民教科書』の監修・執筆に加わった島田洋一・福井県立大学教授の発言の中にある。島田氏は、同書の監修・執筆者になった理由をつぎのように説明している。同書は「内政・外交全般にわたって、伝統的価値の重視と、正義を実現できるだけの力を持った国家の確立をめざす保守革命の重要な一環と私自身は思っている」と(『SAPIO』05年5月11日号)。
 「正義とはほとんどの場合、力によって行使されること」に「私たちはもう気づくべきだ」と『産経』コラムにある(06年5月16日)。それは日本の正義=国益を近隣諸国に押しつける力=武力の公然化としての九条改憲の正当化とそれを容認する教育の実現を意味している。
・・・「平和」を「正義」に置き換えたのは、単に平和主義をうやむやにするだけではなく、九条改憲で自衛隊を国軍に格上げした後に、核武装容認の世論形成までも教育を通じて目指していると読める。・・・
核武装に大きな障害となる非核世論を変えるには、教育を活用するのが確実だし、拉致問題で北朝鮮バッシングを煽っている『新訂版 新しい公民教科書』は、絶好の教材ということになる。しかも、その「つくる会」版教科書の採択を応援するように自民党の全国組織に通達を出したのが安倍晋三幹事長(当時)であり、その安倍氏は早稲田大学での講演で、核武装を提唱して物議を醸している。さらに安倍氏は拉致問題で「救う会」と緊密な間柄が知られ、前出の岸元首相の孫でもある。日本の核武装に向けた教育への政治介入が、改定案では公然と実行できることになる。
(高嶋伸欣氏:「教育基本法『改正』のここが問題」週刊金曜日編 より)
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≪関連≫

日本における「宗教右翼」の台頭と「つくる会」「日本会議」
http://www.h2.dion.ne.jp/~kyokasho/0_conb07.htm#shukyou

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何が何でも拉致問題 憎いし苦痛
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以下、http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/bcd32aa36bea49b6726c9dcca5e666a2【保坂展人】より一部抜粋・転載。

教育基本法は「家庭教育」も対象、隣組復活への道が仕込まれている
                                          2006年10月31日

・・・今日は、「教育の目標」の第2条5項「愛国心条項」が政府提出教育基本法案のすべての条文にかかるのか、それとも「学校教育」を中心としているのか、この点を昨日の安倍総理に続いて、塩崎官房長官に質した。
普段は歯切れのいい塩崎氏としては、どうにも煮え切らない答弁だった。
「『教育の目標』は条文全体にかかっているが、『家庭教育』や『社会教育』はそれぞれ教育の主体に委ねられている」というもの。
よく考えてみれば、「学校教育も教育の主体に委ねられるべきもの」であり、「家庭教育」「社会教育」も並列的な関係なのか? と疑問をぶつけた。
この点が曖昧だと、条文第13条の「学校・家庭及び地域住民の相互の連携協力」のところで「企業・NPO・児童相談所・警察」などの関係者が相互に連携する目的も「教育の目標2条5項」に掲げられている愛国心条項を目標とすることになり、「お宅では我が国と郷土を愛する心を教えていますか」と家庭内に関係者が干渉するような事態を生まないとは限らない。
「立法者の意志として、そうしたことは求めていない」と塩崎官房長官は答弁したが、
伊吹文部科学大臣は「それは社会教育や家庭教育の主体が判断してやることで、公的介入はしない。ただ、教育の目標はすべてにかかっているので教育の目標はすべてのにかかっているので、その方が判断すればいい」と答弁している。

つまり「隣組」が復活して「愛国心育成運動」を自主的に起こして、政府提案の教育基本法を根拠法として「お宅はどうしてますか」と報告を求めたり、干渉をしたりということが起きていた時に制止できるのは塩崎官房長官答弁の「そういうことまでは求めていないという立法者の意志は議事録に残る」いう言葉に尽きることになる。
国旗国歌法の時の野中官房長官答弁「教育現場に強制はしない」という答弁がどんなに無視され、ないがしろにされたかを私たちは知っている。
教育基本法だから学校が危ないと思ってきたが、家庭教育・社会教育・生涯学習なども包括する法案であることが今日明らかになった。
これは、おおいに警鐘を鳴らしていいはずだ。
多分、明日の新聞報道には載らないだろうから、大いに議論を喚起してほしい。
これまで、気がつかなかったが政府の教育基本法案には「隣組」復活への道の根拠が仕込まれていたのだ。

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<教育基本法改悪>日の丸・君が代の「合法的」強制で一億総「愛国心」化、日本は破滅。

与党が教育基本法改悪案に盛り込みたい「我が国・・・を愛する・・・態度を養うこと」 という文言は、愛国心の名のもと、日の丸や君が代を国民に強制することが目的と見るべきではないだろうか。

(★教育基本法改悪案は、生徒、教師のみならず、家庭、地域住民が果たすべき「責任」も規定している。改悪案10条、13条を参。)

つまり、愛国心は必ずしも目的ではなく、法的拘束力を持たせた強制を通じて国家のシンボルに国民意識を統合していくことが目的ではないか。

日の丸・君が代というシンボルに反対することは許されない、そういう雰囲気を作ろうというのではないか。


いや、雰囲気どころではない、物理的に反対することを許さないという事態が既に発生している

法的拘束力も定かでない学習指導要領で実質的に先行している教育基本法改悪により、
すでに全国各地の学校で、学校行事での日の丸掲揚・君が代斉唱の強制が起きている。

そして強制に反対した者は学校をたらい回しにされて生徒をろくに教えさせてもらえなくなったり、「研修」の名のもと思想転向を迫られるという、「不当な支配」を受けている。

(★この「研修」も、教育基本法改悪案9条で「充実」させるべきことが明記されている。

(★教育は不当な支配に服してはならないとして「不当な支配」という文言が現行基本法にはある。この文言は、改悪案にも残っているが、「教育は・・・この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべき」との文言を加えることにより、意味をひっくり返され、キムジョンイル的「不当な支配」に反対した者が「不当な支配」を行っているとみなされることになる。
(→「教育基本法改悪で、安倍ジョンイル政治完成へ!(「不当な支配」文言の180度転換で)【東京新聞】」参)

卒業式を妨害したなどとして警察に突き出すという事態まで起きている。
(→「君が代不起立呼びかけ『罰金』のナゼ 妨害の印象ない【東京新聞】」参)

強制に疑問を持った生徒らを校長が恫喝するという事態も起きている。
(→「日の丸・君が代強制で教育現場では差別と恫喝が発生」参)

かの「愛国心」の強いアメリカでさえ、「国歌吹奏の中で、星条旗が掲揚されるとき、立とうが座っていようが、個人の自由」とか、「国旗への宣誓式での起立拒否は、合衆国憲法で保障された権利」という判決が出ている。
国旗を焼いたりする行為を処罰する国旗法は言論の自由を定めた憲法修正1条に違反する。」という判決もあるし、
「国旗を床に敷いたり、踏みつけることも、表現の自由として保護されるものであり、国旗の上を歩く自由も保証される」とか、「国旗を焼いたりする行為を処罰する国旗法は言論の自由を定めた憲法修正1条に違反する。」という判決すらある。
(もっとも、9.11「テロ」に乗じて制定されたPatriot Act(愛国者法)が成立した後こういう判決が出ているかどうかはわからない。)

アメリカ以外の国でも、教育現場で国歌・国旗を特に扱っている国というのはアジアとアフリカの国くらいだ(これは恐らく、植民地だったことに起因するのだろう)。
(→「<国旗掲揚、国歌斉唱>諸外国と比べても相当遅れている、安倍、石原らの自由に関する感覚」参)


いずれにしろ、「国を愛する・・・態度を養う」という教育基本法改悪案の文言のもと、日の丸・君が代というシンボルに反対することは許されなくなっていく。

教育現場だけではない、親も、地域住民も、つまり国中が、警察やお上の監視の目に脅えることになる。

そして、そのうち、警察に「アイツは非国民だ」などと言いに行く者が出てくるだろう。

警察に言わなくとも、周りからの逸脱を恐れ、出る杭を打つモグラ叩き好きの日本人のことだ、「自主規制」をするようになるだろうし、異端者を集団でイジメにかかるだろう。

マスゴミもそこに加担するだろう。

そして、政府は、たえず日の丸を振りかざして悪政を行うようになる。

国民は、政府を批判できなくなる。
政府が望む「資質」(改悪案2条に列挙された「態度」)を持った国民像から逸脱できなくなる。
つまり政府の言うことを決して批判などしないロボット人間になることを四方八方から強制されるようになる。
萎縮する。
このまま行くと、一億総「愛国心」で日本は破滅だ。

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≪関連≫

現行教育基本法と「教育基本法改正案」の条文対照表
http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/edu0604.html

学習指導要領:法的拘束力は解釈次第【東京新聞】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10020603828.html

国旗というのは、それを持つもの、それを掲揚する者に呪縛をかけるものではないか
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10017545884.html

日の丸問題は、将来の日本国民を日本国家カルト集団に育て上げ、戦死させたいか否かという問題。
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10017545936.html

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今日教育基本法改悪案が、衆議院の委員会で強行採決された。
与党は明日衆議院本会議で法案を成立させるつもりだ。
野党が力を合わせて安倍内閣不信任案を出すなどして今国会での成立を全力で阻止することを祈る。

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2006年12月 6日 (水)

教育基本法改悪でニート、フリーターは真っ先に餌食になる、連動する改憲で国民全員も地獄

「再チャレンジ支援税制」ニート・フリーターを除外(読売新聞)
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/850.html
投稿者 天空橋救国戦線 日時 2006 年 12 月 04 日 16:52:44: ZtsNdsytmksDE

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061204-00000305-yom-bus_allより転載。

 政府は、2007年度税制改正に盛り込む「再チャレンジ支援税制」の対象から、仕事・通学をしていない「ニート」や、定職を持たない「フリーター」を外す方針を固めた。政府案はほかに、制度を利用する企業・団体に地方自治体の事前認定を求めるなど、厳しく枠をはめる内容となっている。

 安倍政権が「2010年までにフリーターをピーク時の8割に減らす」と公約したことを受け、政府は当初、雇用対象にニートやフリーターも含める方向で検討していた。

 しかし、正社員としての雇用を望んでいるかどうかなど、支援すべきニートやフリーターの定義が難しいとして、「定義があいまいなまま制度を導入すれば、課税逃れに悪用されかねない」(内閣府)と判断した。除外の方針を固めたことにより、格差是正に向けたフリーター支援との趣旨から大きく外れることになる。

(読売新聞) - 12月4日15時42分更新

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再チャレンジが必要ない国こそ「美しい国」のはずなのだが・・・【いかりや爆さん】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10019452695.html

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【heart】

あきれた。
フリーターやニート(特にフリーター)を援助対象から外して何が「再チャレンジ」なのだろう。
格差固定化政策に他ならない。
また、フリーターやニートを増産して、自衛隊員のなり手が不足してきた時に
(特に、「普通の国」になって、年がら年中どこかの国と戦争をしているアメリカと一緒に戦争「できる」国になれば、自衛隊員は殺される可能性が今以上に高まる。そうなった時、お金がある人は賄賂を使ってでも徴兵を逃れようとするだろうから)
彼らに甘い言葉をかけて自衛隊に入らせるつもりである可能性がさらに高まってきた。
傭兵計画 竹中と小泉(フリーター)
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アメリカがそうである。
ショッピングモールなどに、軍隊徴兵係(仮称)が行き、お金のなさそうな若者に声をかける
(アメリカは貧富の差が激しいし、低所得者層かそうでないかは結構見た目でわかってしまう)。
軍隊に入ったら、奨学金で大学に行けるよ、等々。
「お国のために尽くす、名誉ある仕事だよ。みんなに誇れるよ。」

教育基本法改悪で、「国を愛する態度を養うこと」が教育の目標に入ったら、お国のために働くということを当然視する国民が量産されていくことになる。
(少子化も解消するかもしれない。「子供を産むことがお国のため」とかなんとか喧伝されれば、人によっては従うだろうし、これからの子供はそう思い込んで育つことになるかもしれないから。)

えっ、「お国のため」って別にいいことなんじゃないかって?

日本のためになることならいい?

確かに、物事によっては、いいこともあるかもしれません。

しかし、何が「お国のため」になるのかを決めるのは時の政権です。

特攻隊に入って敵の飛行機に向かって飛び込んで自爆テロを起こすのが「お国のため」とされた時代もあったわけです。

そんなことをしても、「お国」は喜んだかもしれませんが、家族や恋人は本心では悲しかったでしょう。辛かったでしょう。
そんな思いをさせてまで「お国」を喜ばせることが果たしてよいことなのでしょうか?
第一、命って大切にすべきものでしたよね?
それが、戦争になったら、命を粗末にすることが「お国のため」だから「よいこと」になってしまうのでしょうか?

もちろん、こういう考えを是とする人もいるでしょう。

そういう人たちに、私のような考えを押し付けることはすべきではないでしょう。
説得はしますが。

問題は、何が正しいかを、国が一律に決めてしまい、それに反対できない空気が生まれたり、空気に留まらずに、警察・公安に目をつけられたり、罪をでっち上げられたり微罪で逮捕・勾留されたりすることにあります。

しかも、既にそういう事件は日本で数多く起こっているのです。

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ナチスドイツ下の「白バラ」の世界は、今の日本のことを思えば決して他人事ではない←これが私が「弾圧」とか「権力」というものについて考え始めたきっかけでした。
http://www.asyura2.com/0601/idletalk17/msg/242.html

大学から立て看板撤去、それへの抗議行動をした学生29人が逮捕!白バラの世界とどう違うのか!!
http://www.asyura2.com/0601/senkyo20/msg/496.html

神奈川県警による不当逮捕:憲法を平気で踏みにじる公安警察【日刊ベリタ】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10019758854.html

また不当逮捕:ビラを電柱に張っただけで逮捕【日刊スポーツ 他】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10018058070.html

すでに日常化しつつある当局による弾圧体制:メーデーでの弾圧

<公安の汚いやり方>サウンドデモなぜ摘発【東京新聞】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10012765255.html

【情報】「自由と生存のためのメーデー06」デモで3名逮捕 【EXIT2006】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10012066335.html

<公安の汚いやり方>「立川・反戦ビラ弾圧事件」ってなあに?
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10012062819.html

<共謀罪>すでに行われている思想弾圧:立川反戦ビラ入れ裁判の場合
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10012017819.html

<共謀罪>すでに行われている思想弾圧:堀越明男氏の場合
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10012017779.html

〈植草事件〉推定「有罪」がまかりとおるマスコミと司法【いかりや爆さん】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10017283112.html

植草一秀の永久追放を政府が画策?
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10017077717.html
植草冤罪

植草氏逮捕は国策逮捕だな、3+10+10=23日越えて勾留だって?法的根拠は?言えるものなら言ってみろ(笑)バナー

植草氏逮捕は国策逮捕だな、3+10+10=23日越えて勾留だって?法的根拠は?言えるものなら言ってみろ(笑)バナー


(画像はSOBAさんが作られたものです)

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などなど。
今ならこういうのも「憲法違反」として闘える。
しかし、改憲されるとそうできなくなる可能性が高い。

例えば憲法13条は、改悪されると、
自由や幸福追求などに対する国民の権利は、「公益及び公の秩序に反しない限り」尊重される、というふうに変わる。

現行憲法下では、「公共の福祉に反しない限り」となっている。

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現行憲法での13条
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

これが、改悪されるとこうなる↓

すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公益及び公の秩序に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
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「公益」もそうだが、「公の秩序」などというものは、あまりにも拡大解釈が可能である。

例えば、軍隊式の行進が嫌だと拒否したら、「公の秩序を乱した」と言って逮捕されるかもしれない。

また、今でも、不当逮捕には「公務執行妨害」罪という罪名のものが多い。

例えば、警察に急に呼び止められて「職務質問」をされたとする。
答える義務はないので立ち去ろうとする。
その時、警察が貴方にちょっと当たって、自分でこける。
「あっ、殴ったな!」とか言って、「公務執行妨害」で逮捕。

酷いのになると、当たってもないのに自分で勝手にこけて「公務執行妨害」にされることもあるらしい。

こういうあきれた逮捕術も、改憲後は「公の秩序」を乱す行為をしたのだから、と、大手を振って行われることになる可能性が高い。

こんな事件もある↓
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板橋高校事件:君が代斉唱に反対した元教諭に罰金!言論の自由の行使が威力業務妨害罪で罰金刑?!冗談じゃない!
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10013080246.html

君が代不起立呼びかけ『罰金』のナゼ 妨害の印象ない【東京新聞】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10013109050.html
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さて、なんか話が脱線してしまったが、教育基本法改悪問題に戻す。

教育基本法改悪案の2条(教育の目標)の第3項には、
正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。」
とある。

例えば戦争は、「正義」の名のもとに行われてきた
例えば、最近の例でいえば、アメリカは、「自由と民主主義のため」とか「Justice(正義)」とか言って、イラクに先制攻撃し(先制攻撃は国連憲章で禁止されている)、今は内戦状態にまで陥らせている。
昨日か今日の東京新聞の夕刊には、国連のアナン事務総長が、「フセイン政権下なら親は子供が生きて戻ってくるかを心配することなく子供を学校に送り出せた。しかし今は、学校にさえオチオチ行かせられない」と言った、といったようなことが書いてあった。

例えば、安倍が、ブッシュの「正義の戦争」に加担します、と言ったとする。
今ならまだ嫌だと言う自由がある。
しかし、教育基本法が改悪されたら、反対などしたら、「正義」に従わないというのか、という非難を浴びることになるだろう。

安倍が狙う憲法改悪においても、「正義」の文言が新しく入る。
与党が提出した新憲法草案の前文には、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に願い、他国とともにその実現のため、協力し合う。」という文言がある。
アメリカとともに戦争できる「普通の国」をイメージしながらこの条文を読むと、一致してしまうから恐ろしい。

教育基本法改悪は憲法改悪の先駆けであると言われる所以はここにもあると言える。

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教育基本法改悪の「公共」という言葉で、日本は地獄(ただし権力者にとっては天国)に向かう

更に、日本の闇が深まってしまいました
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/829.html
投稿者 鷹眼乃見物 日時 2006 年 12 月 04 日 04:55:52: YqqS.BdzuYk56

(回答先: 国立病院職員のような公務員を、もっと上の公務員が一方的に削減するのは反対です! 投稿者 パルタ 日時 2006 年 12 月 03 日 17:06:26)

パルタさん、鷹眼乃見物です。

所論に、ご賛同いただきありがとうございます。ただ、ご指摘の「公務員削減の問題」については鷹眼乃見物も同じ考えであることを先ずお伝えしておきます。ここで鷹眼乃見物が意図したのは、データリテラシーにかかわるトリックの典型事例を示すことでしたが、もう少し文脈上での取り扱いの工夫が必要であったと反省しております。

ところで、おっしゃるとおりのことですが、教育・医療・福祉・文化に携わる公務員の数は徒に減らせば良いということにはならないと思います。むしろ、グローバリズムの時代であるからこそ、そのグローバリズムが科学的・地球環境的な観点からして限界が見えていることからすれば、そして、真のグローバリズムとは人間の精神環境の広がりにこそ求めるべきであると思われることからすれば、直接的に“こころ”と“いのち”を取り扱う仕事に携わる公務員の数は、状況次第では、むしろ増やすべき場合もあると思います。

例えば教育のケースを見ると、教員一人当たりの生徒・学生数が多くなればなるほど生徒・学生と教員との間のコミュ二ケーションが十分に取り難くなることは明らかなので、発想を変えて、この比率関係をある程度まで逆転させることでイジメ問題解決のためのヒントを発見する可能性が広がるのではないかと思います。

しかしながら、恐るべきことに、今の日本の現実は何事につけ例外は容認しないという方向へ突き進んでおり、このように当然視されるべき考え方から現実がどんどん離れています。ご指摘のとおり、その大きな原因の一つが「公共意識・市民意識の不在」を日本伝統の(?)「親方日の丸意識・他人事民主主義・官製民主主義」(=お上意識、何でも他人ごと意識)が後押ししていることです。

そして、このような日本国民の弱点を徹底的に悪用したのが、あの「小泉劇場」だったと思います。特に、「2005.9.11衆院解散クーデタ」の罪は重いと思っています。これは明らかに憲法違反です。これは“憲法違反なんか大したことではない!”と小泉が言ってのけたことと同じであり、「日本国民の公共意識の不在」を手玉に取った小泉流の暴政的な国民イジメ方式が日本社会の隅々まで根深く浸透し、その病巣があちらこちらへ転移してしまいました。

昨日、「住基ネット=違憲判決の高裁・裁判長自殺」のニュースに驚かされましたが、考えてみれば、これも“憲法違反なんか大したことではない!”という「2005.9.11衆院解散クーデタ」の延長線上で起こるべくして起こった事件ではないかと思われます。

違憲判決を言い渡した後、わずか3日目の高裁・裁判長の自殺という、この事件のあまりの不自然さから「「公」と結託したマフィアの暗躍が噂される、ロシア・プーチン政権下の連続粛清劇」を連想してしまいました。日本の闇が更に深まった感じがします。とうより、「小泉→安倍禅譲政治」によって、もはや日本はマフィア国家になってしまったのかも知れません。

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【heart】

上記の文章で、一点、注意点。

「公共の意識」というものですが、これは教育基本法改悪案で
「公共の精神を尊び」(前文)、
「公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。」(二条:教育の目標)
の形で規定されています。

問題は、改悪案で言うところの「公共」が、どういうものを指しているかです。

鷹眼乃見物さんがおっしゃるところの「公共」は、福祉など、国民全体の幸福、というような意味であり、「官から民へ」というスローガンの下、切り捨てられてしまったものを指しています。
切り捨てられたものとは国民であり、その一方で、「民」という字を冠した民間という名の財界はぼろ儲けをしたわけです。
「官」だって、特に財務省(旧・大蔵省)などは思ったとおりにことが進んでほくそえんでいる、というふうに聞きます(そして、小泉は大蔵族)。

他方、教育基本法改悪案などで「お上」の言う「公共」は、何を指すかと言えば、「お国」を指します。
第二次世界大戦中は、「お国のために尽くす」という名目で、あらゆるものが国に強制的に供出させられました。飼い犬さえも。もちろん、戦える男も、兵隊として「お国のため」に差し出さなければならなかったわけです。それを拒否すると、「非国民」と罵られた。
そういう時代が実際にあったわけです。

(ついでに言えば、そうやって兵隊を動員するための装置として、また、名誉の戦死の量産装置として、靖国神社は存在したのであり、今もその正当性を主張し続けながら存在し続けているのです。
そういう神社に参拝することにこだわった小泉、そして、安倍。その安倍が教育改革を最大の目玉に掲げている。これが何を意味するか。そこのところを見る必要があると思います。)

だから、教育基本法改悪案の二条にある「公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。」は、こう読むべきでしょう:

お国のためという精神に基づき、お国のためになら自主的に命を投げ出す覚悟で、権力者にとって住みよく、国民にとって苦痛の社会の形成に参画し、権力者の繁栄(そして国民の地獄)の繁栄に寄与する態度を養うこと。

現行の教育基本法と、与党の教育基本法改悪案の対照表はこちら→http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/edu0604.html

何が何でも拉致問題 憎いし苦痛 憎いし苦痛教育編 傭兵計画 竹中と小泉(フリーター) AbEnd教育基本法改悪
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2006年11月30日 (木)

「不当な支配」とは【東京新聞】【「不当な支配」を禁止される主体が国家から特定グループに転換;安倍ジョンイル政治完成へ!】

ネットにない部分なので書き写しです。
誤字・脱字はご容赦。
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東京新聞特報11月25日付

教基法改正で論議「不当な支配」とは
本末転倒 国家の介入不問
「盟友」米の国旗・国歌 学校での義務付けなし

教育基本法「改正」にからみ、国会で「不当な支配」論議が起きている。政府与党側は日教組の反戦教育や反「君が代・日の丸」を不当な支配と見ているようだが、逆に君が代・日の丸を義務づけた東京都教委通達を「不当な支配」とした判決もある。「不当な支配」って、いったい何―。
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現行の教基法10条は「教育は不当な支配に服することなく」なされるべきだと規定し、政府の改正案もそこは削っていない。
 ただ、その意味の解釈について、伊吹文明文部科学相は22日の参院教基法特別委で「国会で決められた法律と違うことを特定のグループ、団体が行う場合を『不当な支配』と言っている」と説明した。「国会で決められた法律」は「国旗・国歌法」、「特定のグループうんぬん」は君が代斉唱の強制に反対する団体を想定しているようだ。
 1999年の国旗・国歌法制定に際し、小渕恵三首相(当時、故人)は押しつけはしない旨を言明日の丸・君が代を義務付けた東京都教委通達に違反しても罰しないよう教員らが求めた「予防訴訟」では、東京地裁がことし9月、通達を「不当な支配」と断じた。
 ともに押しつけを嫌がる人々に有利な材料だが、そこに「国会で決められた法律」とかいう線引きを持ち込んだあたりに、伊吹氏の真意がみてとれる。

行政の命令指導「支配ではない」

 政府の「改正」案には「教育は法律の定めるところにより行われる」との一文も追加され、行政から教育現場への命令や指導は「不当な支配ではない」との考えを打ち出している命令・指導は「国会で決められた法律」ではないが、これは構わないらしい。
 しかし、上智大の田島泰彦教授(憲法)は「教基法10条は政権交代のたびに教育内容が変わる危険を防ぎ、教育専門家と子ども、父母が自治的な教育をするためにある。およそ、自民党は野党になった場合を想定していないのではないか」と首をひねる。
 「家永教科書裁判の第二次訴訟一審判決で『教科書検定制度じたいは違憲ではないが、記述に踏み込んだ検定は教基法10条の不当な支配にあたり違法』と判断された経緯がある。『不当な支配』が国家権力の介入を指しているのは明白だ」
 静岡大の笹沼弘志教授(憲法)も不当な支配の名宛(なあて)人(主語)は「国家を意味する」とし、教基法が教員、保護者、住民の教育自治を尊重する以上「そもそも構造的に教員組合は対象でない」と指摘。
 「特定の思想で支配する場合“不当な支配”に含まれる」が、日の丸・君が代強制に反対するのは「思想・良心の自由を求めるもので、これを“不当な支配”とするのは本末転倒」と解説する。

 一方、文科省のホームページで「国旗・国歌」を検索すると、意外な資料が出てくる。「諸外国における国旗・国歌の取扱い」と題する資料で、(3)の項目に主要国の学校における扱いが列挙されている。
 それによれば「国歌の演奏・斉唱」が最も厳格なのは中国で「国家教育委員会(現教育部)の通知により、学校は、国旗掲揚の儀式及び慶賀の式典、スポーツ大会等において、国歌の斉唱を求められている」という。対照的なのは英・仏・イタリアなどで「学校行事において演奏されることはない」
 しばしば、安倍政権が「価値観を共有する同盟国」と紹介する米国はどうか。
 「連邦法により国旗掲揚中の国歌演奏に際しては、国旗に向かって起立することが規定されている」ものの「学校での義務づけ規定は特にない」という。
 むしろ、同国では「国旗掲揚が生徒の内心の自由を侵す」としたバーネット事件連邦最高裁判決(43年)が定着しており、安倍氏のいう「価値観の共有」とはほど遠いのが現実だ。

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≪関連≫

●<国旗掲揚、国歌斉唱>諸外国と比べても相当遅れている、安倍、石原らの自由に関する感覚。
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10020600344.html

●「日の丸・君が代を義務付けた東京都教委通達」で東京の教育現場は↓
物言えぬ教育現場;安倍の「教育改革」を先取りする東京都の実態【東京新聞】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10017282268.html

●国旗国歌 :学校強制に違憲判決 教職員401人が前面勝訴 (東京地裁) 【MSN毎日】
http://www.asyura2.com/0601/senkyo26/msg/814.html
投稿者 東京音頭 日時 2006 年 9 月 21 日 21:36:42: lg2/OnhcbNSWg

●やはり安倍は石原の教育改悪を後追いする気→「都の判断は適切」首相、国旗国歌の通達で【南日本新聞】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10017880982.html

●東京新聞の記事中の文科省の「諸外国における国旗,国歌の取扱い」についてのページ
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/11/09/990906i.htm


●現行教育基本法と与党の「教育基本法改正案」の対照表
http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/edu0604.html

●弁護士から見た教育基本法「改正」の問題点【自由法曹団著】←わかりやすいQ&A方式
http://www.jlaf.jp/top_item/kyouiku_kihon.pdf

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教育基本法改悪で、行政による不当介入が合法化され、北朝鮮人民的態度の育成が教育目標になる。

11月14日教育基本法改訂に反対する緊急アピールの会報告(保坂展人のどこどこ日記)
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/652.html
投稿者 天木ファン 日時 2006 年 11 月 29 日 20:22:38: 2nLReFHhGZ7P6

http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/b86c2fe79e2aac278b4df26e6cbceb13より転載。

11月14日教育基本法改訂に反対する緊急アピールの会報告
教育基本法 / 2006年11月29日

「教育基本法改訂に反対する緊急アピールの会」が衆議院の教育基本法特別委員会での大詰めの状況を前に、記者会見したのは11月14日だった。少し時間がたってしまったが、参議院で審議されている教育基本法特別委員会を見守る市民の皆さんに報告文が寄せられたので紹介することにする。


「教育基本法改定に反対する緊急アピールの会」の 報告

 11月14日に緊急アピール・記者会見を議員会館で行いました。教育基本法があぶない、日本が戦争にいたる道をきっぱり歩みだしそうな、そんなきわどい時、今、声をあげなかったら、後々後悔することになるだろう、という切羽詰った気持ちでした。マスコミをなんとしてでも動かし、「教育基本法」をなぜ変えなくてはいけないのか、いやなぜ変えてはいけないのか、をしっかりと報道してほしい、とギリギリのところで行った記者会見、よびかけに答えて何社かの記者の方が取材にきてくれました。また、賛同人として、鎌田慧さん、齋藤次郎さん、池田香代子さんが、記者のみなさん、市民のみなさんへの訴えをしてくださいました。上原公子さんは、当日の朝、メッセージを寄せてくださいました。かしこまった記者会見ではなく、本当に、心の底からの切なる思いが伝わってくるような会となりました。

 同じ日の教育基本法特別委員会では、文科省主催のタウンミーティングで、TMサポーターに一人5000円ずつ支払っていた事実も指摘され、「ヤラセ」は明らかになりました。タウンミーティング問題、未履修問題、学校現場でのいじめや相次ぐ自殺などの、教育をめぐっての、それこそ緊急の課題が山積みであるにもかかわらず、15日、特別委員会では野党欠席のまま、改定法案を強行採決してしまいました。

 本来審議が優先される問題をまったく討論することなく、一方的に審議の打ち切りを宣言し、強行採決にいたったことに対し、怒りをこめて強く抗議したいと思います。

 もちろん、衆議院での強行採決によって、あきらめるという話ではありませんし、さらにさらに、世論を盛り上げ、マスコミをも突き動かし、参議院での通過をなんとしてでも阻止していかなくてはなりません。

 そのために、力を抜くことなく、アピールをし続けていきましょう。


「教育基本法改定に反対する緊急アピールの会」
                   
                     連絡先:星野弥生
                     
                       fax 03-5477-6067
        

11日14日の記者会見の場での発言の一部をご紹介します。

【鎌田慧さん】

今歴史が大きく曲がっているときに、それぞれジャーナリストとしてどれだけのことができているか疑問です。だんだん声をあげられなくなって、歯止めにならなかった、という事態にならないように。

教育基本法をなぜ変えようとするのか、まったくわからない。「期待される人間像」を作った人たちですら、その前文に教育基本法を大事にしてきました。

教育基本法のエッセンスは「個人の尊厳をどう守るか」ということです。政府がことあるごとに言う「自己責任」。責任といいながら、一方で「わがまま勝手」「自由のいきすぎ」と、自由に対する支配を強めています小泉―安倍政権は、教育をいかに支配するか。教育の不当支配です。不当支配によって教育の現場がこれほど混乱している。中央集権的な押し付け教育こそが現場を混乱させているのです。

【齋藤次郎さん】

教育基本法のもとで育ってきた僕にとっては、それほどのことが書かれているとは思わないが、基本法の意味は、あえてこういう子どもを育てるということをこまかく言わずに、国家がそういうことに介入してきた場合に、それは教育基本法の精神とちがうと示せるという構造だったのだろうと思います。

今度の改定は、これまで国を縛っていたものを、国民を縛る法律に切り替えていく。第十条の教育行政に対する規定というのはとても重いと思うんです。それを今度は教育行政に任せる、まる投げする、というわけです。今の教育行政は、国民に責任を負う気概も思想もまったくない。何より辛いのは子どもの方を見ていない。それは僕たちにも責任があるし、メディアにも多少の責任がある。校内暴力、いじめ、不登校などの問題がテレビで取り上げられても、そのときに教育基本法を引き合いにだすような報道はまったくない。教育基本法はみんなが忘れている。僕たちも教育基本法を使いこなしてこなかった。そういうことを僕たちは辛いおもいで思い返さなくてはいけないと思う。

今回の、子どもをはじめ僕たちを縛ろうとしているこの法律を許すと、僕は、具体的に顔が浮かんでくる子ども達にあわせる顔がない、とおもうんです。この問題は政治的事件としては決着はついても、この法律が改定されようがされまいが、僕たちは子どもと一緒に生きていかなくてはならない。勝っても負けても、ずっとこの事態は続くという強い緊迫感があって、ここに来ました。


【池田香代子さん】

 よほどの嘘がなければ戦争など起こせません。満州事変、トンキン湾事件、イラク戦争。みんな嘘から始まりました。

 よほどの嘘がなければ、変える必要のない法律を変えることなどできません。
 教育基本法はアメリカの押しつけだという嘘、タウンミーティングのやらせ質問という嘘。

 とくに後者は、権力がわたしたちの税金を使って、私たちにさして関心のない課題を関心があるごとくクローズアップし、しかも変えたいとの私たちの意思があるごとくに偽装した、ゆゆしき事件です。
 
 これは、ユダヤ人がすべての経済社会問題の元凶との唐突な主張を掲げて、あれよあれよという間にナチスが台頭したことを連想させます。

 教育にはさまざまな問題がありますが、教育基本法がその元凶ではありません。
 『国家の品格』を書いた藤原正彦さんは「いまの子どもは史上最低」と言い捨てました。教育基本法を変えたい政治家は子どものモラルの低下を嘆いてみせます。

 しかし、11月6日に東京新聞の加古陽治記者が書いたように、50年前に較べて少年犯罪発生率は5分の1以下です。子どもたちには、いまの子どもたちの五倍も凶暴だったらしい人びとからモラルの低下を糾弾されるいわれはありません。「子どもの規範意識低下」は教育基本法がらみの嘘のなかでももっとも許せない大嘘です。

 カントは『永遠の平和のために』でこういう意味のことを言っています。
モラルある政治家は、国にとってなにが最善かをモラルを踏まえて考えるモラルを説く政治家は、自分の政治のためにモラルを利用しようとする

 では、子どもを貶め、教育基本法を変えることを望む人びとの政治的思惑はどこにあるのでしょうか。やらせタウンミーティングが皮肉にも雄弁に先取りしているように、政治家や官僚が人びとの心のありように無制限に介入し、そんな政治家や官僚に従順な、彼らの思惑を自分の考えであるかのような「態度」をとれる人間をつくりたいのです。

 教育予算を、非エリートとされた者にはできるだけ使わず、限られたエリートにのみ集中したいのです。それは、政府案の「義務教育」の箇所から従来の「九年」という文言が消え、「法律の定めるところにより」が新たに加わったことに現われています。中学は義務教育からはずすというアイディア(麻生太郎外務相に明らかなように、一般の教育にはできるだけお金を使わずにすませ、下位法をつくってエリート教育を可能にするのが、この改訂の意図です。

 この二点が、今回の教育基本法政府案のねらいです。
 教育現場を評価でいまよりもさらにがんじがらめにしようというねらいも顕著です。政府案の「教育行政」の箇所に、これまた「法律の定めるところにより」という文言を入れて、行政がすることはすべて「不当な支配」ではなく、行政以外の声はすべて「不当な支配」とするという、180度の意味の転換が図られていることは、10月31日の衆議院特別委員会における田中局長の答弁が裏打ちしています。

 上からの評価に汲々とすることがすでにいま、学校をどんなに息苦しい場所にしているかは、未履修・いじめ隠し・児童生徒の自殺、その十倍以上の教師の自殺・精神疾患といった深刻な事態に明らかです。

 国連は「子どもの権利条約」にしたがい、5年の間隔をおいて二度も、日本の子どもたちのストレスの重さを指摘し、改善を勧告しています。相次ぐ自殺や自殺予告は、この世界的に見ても異常なストレスがあるところに、昨今の教育現場の問題が最後のひと押しとなった現象ではないでしょうか。ことに自殺予告は、政治家や官僚にたいする子どもたちの批判ではないでしょうか。

 1960年の梅雨、国会周辺でひとりが殺されました。これまでも、子どもや教師たちはおびただしく命を落としてきましたが、2006年の晩秋、それが加速しています。これらの死者の数に陶然としている政治家がいるのではないでしょうか。衆議院第一議員会館と道を隔てて、厳重に警護された扉のなかに。

 これらの死者にたいし、教育現場が問題をゆがんだかたちでなぜか今クローズアップさせようとした向きの責任はないのでしょうか。なぜなら、たとえば高校の未履修問題は、今年4月20日に毎日新聞で永山悦子記者と西川拓記者により、すでにくわしく報じられていたhttp://www.mainichi-msn.co.jp/science/rikei/archive/news/2005/20050420ddm016040122000c.html)のです。

 過去の歴史を顧みるとき、当時の報道に勇気づけられることもあれば、暗澹とした思いに駆られることもあります。メディアのみなさん、歴史の検証に耐えうる報道を今してください。わたしたち市民も、後世の人びとの勇気を後押しできるような行動をとります。

2006年11月
池田香代子

(記者会見当日の原稿に加筆されたものです)

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*だんだん声をあげられなくなって、歯止めにならなかった、という事態にならないように。

弾圧とは自分と直接関係ない所から始まるものだ。【阿修羅:gataroさんとheartの対話より】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10010323006.html

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*不当支配によって教育の現場がこれほど混乱している。中央集権的な押し付け教育こそが現場を混乱させている

→【heart】

既に今の教育行政は教育基本法改悪を先取りしているわけです。
学習指導要領とかの、法的拘束力の有無さえ微妙と言われるもの
(←学習指導要領:法的拘束力は解釈次第【東京新聞】参)
を使って。
また、石原・東京都では、10.23通達というのが2003年の10月23日に出されて、「国旗及び国歌に対して一層正しい認識をもたせ、それらを尊重する態度を育てるため」と称して愛国心を態度で示すという、教育基本法改悪を先取りしたことが行われています。
特に教師はこの通達により、内心の自由を奪われ、子供を教えるという教師としての最大の喜びと思われることすらも奪われるに至っています。
というのも、この10.23通達には、
「国旗掲揚及び国歌斉唱の実施に当たり、教職員が本通達に基づく校長の職務命令に従わない場合は、服務上の責任を問われる」
とあるからです。
この10.23通達は、この九月に、東京地裁で違憲かつ教育基本法違反との判決が出ました↓
都教委の一連の指導は、教育基本法一〇条(行政権力の不当介入の排除)に反し、憲法一九条の思想・良心の自由に対し、制約の範囲を超えている
国旗国歌判決 『押しつけ』への戒めだ【東京新聞社説】より)
しかし石原はやめる気はなく、安倍らも追認し、控訴してるんですね↓
<国旗掲揚、国歌斉唱>諸外国と比べても相当遅れている、安倍、石原らの自由に関する感覚
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10020600344.html


憲法違反も教育基本法違反も厭わず、司法も尊重せず、こんな都合の悪いものは変えてしまえ、と。
現行教育基本法違反の現状を合法化するための教育基本法改悪なわけです。
国民との対話と称してヤラセのタウンミーティングをして、教育基本法改定に賛成という「民意」を捏造してしまう。
そういう発想で、違法の立法行為を行い、改憲もしようというのですから、政治家失格でしょう。
というか、犯罪者でしょう。
(以前書いたことの繰り返しになりますが、
教育基本法改定に関するタウンミーティングでヤラセが行われていたという事実は、教育基本法改悪の本質が国民への政府見解の押し付けにあり、政府/国家に従順な国民を作ろうとする国家主義であるということを露呈しているとも言えると考えています。)


現行法違反をして酷い現状を作っておいて、この酷い現状は現行法が悪いからである、と言う。
そして、この酷い現状を変えるためと称して、「改正」を喧伝する。
しかしその「改正」の実態は、今の酷い現状をさらに悪化させるためのものでしかない。
全くの詐欺政治
です。

今でもそんなに酷いのなら、「改正」されちゃっても別に特に何も変わらないんじゃないの?
と思う方もいらっしゃるかもしれない。
しかし、これまでは現行法の存在により、何とか歯止めになっている部分があったのです。
教育行政を、現行教育基本法10条の「不当な支配」にあたるとして批判したり、裁判に訴えることもできた
しかし、改悪されてしまえば、今後は、教育行政と違うことをしたら「不当な支配」とみなされることになります。歯止めがなくなるだけでなく、批判言論も封じられることになるのです。
「お国」のしたいほうだいになります。

具体的に与党案のどこがどう問題なのかについては、これから数日間、参考文献をもとにまとめていきたいと考えています。

数冊の文献を読んで思ったことは、教育基本法改悪は、「官から民へ」ではなく、国民から政官財へだな、ということです。
このことをどれだけ具体的に説明できるかわかりませんが、頑張ってみようと思っています。

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*(教育基本法を変えることを望む人びとは)政治家や官僚が人びとの心のありように無制限に介入し、そんな政治家や官僚に従順な、彼らの思惑を自分の考えであるかのような「態度」をとれる人間をつくりたいのです。
→与党の教育基本法案の第二条(教育の目標)( http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/edu0604.html より転載)

教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
1 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。

2 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。

3 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。

4 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。

5 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。

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【戦争とはこういう物さん】

『心よりも態度(?)』「愛国心」条項で文科相(共同通信)
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/639.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2006 年 11 月 29 日 12:46:28: N0qgFY7SzZrIQ

(回答先: 教基法改め『愛国法』やらせといじめ隠蔽,未履修黙認で来週成立! 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2006 年 11 月 29 日 12:31:22)

 『心』をどうこうするのは問題在りなので『態度』と言う、ってのは何を想定しているのか。教育基本法改め『愛国法』制定ほぼ確定と言われる中で、その目的を考える手がかりである。
~~~~~~~~~(引用ここから)
心と態度は一体として指導 「愛国心」条項で文科相(共同通信) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/politics/20061128a1220.html

 伊吹文明文部科学相は28日午前の参院教育基本法特別委員会で、政府改正案にある「我が国と郷土を愛する態度を養う」とのいわゆる「愛国心」条項の学校での指導の在り方について「心があるから態度に表れる。教える場合は一体として考えても構わない」と述べ、心と態度を一体的にとらえ、指導しても問題ないとの認識を示した。
 同時に「第2次世界大戦前の日本政府の在り方や現在の自民党政権への評価はいろいろだ。内面に立ち入った部分を含む国を愛する『心』と規定するよりも『態度』とした。政治的な部分もあり、慎重に扱いたいということだ」と強調した。
~~~~~~~~(引用ここまで)
 国を愛する態度については、たとえば毎日指導者を国民が称える北の隣を見習うということだろう。

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